さかまつげ(睫毛内反症)
こんなお悩みの方へ
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若い頃は何ともなかったのに、最近目がゴロゴロする
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涙がよく出て、目尻がただれやすい
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目ヤニが増え、視界がかすむことがある
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逆まつげを抜くのが痛くて辛い
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手術を受けたが、再発した
睫毛内反症とは
睫毛内反症とは、まつげが眼球側を向いてしまい、角膜(黒目)を傷つけてしまう状態です。「目がゴロゴロする」「涙が出る」「光がまぶしい」といった症状は、放置すると視力低下を招く恐れがあります。
原因
さかまつげは、大きく分けて「生まれつき」と「加齢」の2つのタイプがあります。
治療方法
先天性の場合
睫毛の2mmほど下を切開し、睫毛の毛根が外向きになるよう土台となる瞼板(けんばん)に糸で固定します。過剰な皮膚を取り除き、必要であれば眼輪筋と皮膚の位置も調整します。
加齢による場合
ゆるんでしまったまぶたの靭帯(外側眼瞼靭帯)を短縮して固定します。まぶたの土台となる瞼板がひっくりかえらないように緊張を回復させます。
料金
保険診療による治療
まつ毛が目に刺さっている場合、保険診療適用にて手術を行います。
手術費用は、3割負担で2.5万円程です。
診察から手術当日の流れ
1
初診
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問診や視診を行い、睫毛内反症のタイプや程度を診断します。
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手術の内容、メリット・デメリット、リスクについて詳しくご説明します。
2
手術前の検査・予約
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必要に応じて血液検査などを行い、手術の日程を決定します。
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服用中のお薬(血液をサラサラにする薬など)の確認を行います。
3
手術当日(日帰り)
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来院: 予約時間の15分前にご来院ください。当日はご自身での運転(車・バイク・自転車)はお控えください。
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デザイン: 仰向けの状態で、マーキングを行います。
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手術: 局所麻酔を行い、片目30分程度(両目で約1時間)で終了します。
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術後: 少しお休みいただき、患部を冷やしてからご帰宅となります。
4
術後の経過観察
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約1週間後に抜糸のためご来院いただきます。
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その後、1ヶ月・3ヶ月後の経過観察を行います。
よくある質問(FAQ)
Q1. 手術の痛みはありますか?
A. 局所麻酔の際にチクッとした痛みがありますが、極細の針を使用し、ゆっくりと薬液を入れることで痛みを最小 限に抑えています。麻酔が効いた後は、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
Q2. 仕事や日常生活にはいつ戻れますか?
A. デスクワークなどであれば、翌日から可能です。ただし、数日間は腫れや内出血が出やすいため、大切な予定(旅行や面接など)は術後2週間ほどは空けていただくのが理想的です。
抜糸(約1週間後)までは、激しい運動や長時間の入浴は控えてください。
Q3. 保険は適用されますか?
A. はい。視機能に支障が出ている場合、基本的には健康保険の適用となります。
Q4. 手術後、傷跡は目立ちますか?
A. 睫毛の生え際の目立ちにくい場所を切開します。術後しばらくは赤みがありますが、数ヶ月かけて徐々に白い線になり、ほとんど目立たなくなります。
Q5. 再発することはありますか?
A. 加齢によるものは、周囲の組織がさらに弱まることで稀に再発する可能性がありますが、適切な術式(靭帯の補強)を選ぶことでリスクを最小限に抑えられます。
